イオンフィナンシャルサービスは11月28日、同社のクレジットカード「イオンカード」の不正利用被害に関し、利用した覚えのない明細の確認方法を案内した。「多くのユーザーから明細を確認したい」との問い合わせがあったという。
問い合わせの多い利用先は、公式サイト「ご利用先一覧」に掲載している。サイト内で頭文字検索をするか、Webブラウザの検索機能で探せるという。明細に記載のある利用先の詳細を確認できるもので、三井住友カードや楽天カードなどでも同様のサイトを提供している。
ただし、ページに利用先がない場合や、不明点がある場合は、速やかに専用のフリーダイヤル「イオンカード詐欺被害相談ダイヤル」に連絡するよう呼び掛けている。
イオンカードを巡っては、X上で「カードの不正利用が6月に発覚し、停止を依頼しても止まらず、8月までに30万円近く払った」などの声が相次ぎ、その対応が物議を醸していた。これを受け、イオンフィナンシャルサービスは10月8日、対応への遅れを謝罪。11月20日には詐欺被害相談専用のフリーダイヤルを設置し、22日にはセキュリティ対応の現状を報告していた。
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