ゼンリンデータコムは11月28日、「都市変遷マップ」の提供を始めた。全国133カ所のランドマークについて、1994年以降の都市変遷を年代別に比較できる。閲覧は無料。
同社が保有する過去の地図データと建物情報を活用した新サービス。ジャンルごとの施設件数の推移が確認可能で、業界や地域のトレンドを把握し、都市計画の立案や商圏分析にも活用できるという。
例えば2001年に3348件あった東京都内の書店は、2010年には1802件となり、スマートフォンの普及に伴い大きく減少したことが分かるという。さらに新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年には734件まで減った。地図上では書店の分布も把握できる。
ゼンリンデータコムは、過去の地図と現在の地図を比較した街並みの変遷の分析により、不動産業務における土地調査の工数削減にも役立てられるとしている。
この記事は、地図と位置情報のニュースを中心とした情報サイト「GeoNews」から転載、加筆したものです。URLはこちら。
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