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「Recraft」はクリエイターの思考を支援するAIネイティブのデザインツールだった(4/5 ページ)

» 2024年11月29日 12時27分 公開

素早くバリエーションを確認できる「Image set」

 Recraftの画像生成AIとしての能力を端的に知ることができるのが「Image set」です。これは画像を一つ一つ生成するのではなく、一度に6つ生成することで、これから自分が作ろうとしているものと、どのStyleがマッチしているのを試すのに最適です。Recraftには多様なStyleが用意されており、Recraftの最新版であるV3だけでも約80種類ものStyleが用意されています。

 Image setのボタンをクリックするだけで、いきなり1つのImage setとその中に6つのイメージが配置され、6つのプロンプトを入力できます。

そして、このImage setにテキストも普通に配置できます。

このStyleは違うな……と思ったら、この6つの画像を別のStyleに一気に変えることができます。

なお、このページの共有リンクはこちらになります。もちろん、共有はいろいろな権限やメール・リンクなどですることができます。

 ここまで見てきたように、Recraftは強力な画像生成AIの力に支えられていることが分かると思います。Recraftの画像生成能力は極めて高く、これまで高評価を受けてきた画像生成AIなどとも比較しても遜色ないどころか項目によっては上回っているという結果も出ています(出典:Recraft: Quality, Generation Time & Price Analysis)。この記事では触れていませんが、1つ1つの生成された画像のサイズを変えたり、アップスケールしたり、背景を消したり、不要なところを消しゴムで消すなどして、1つ1つの画像の精度を上げていくことにも対応しています。

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