米MetaのInstagramは12月10日(現地時間)、新機能「トライアルリール」を発表した。トライアルリールは、フォロワー以外のユーザーにのみリールを共有し、コンテンツの反応を事前に確認する機能だ。
これにより、クリエイターはフォロワーの反応を気にすることなく、新しいアイデアやジャンルのコンテンツを試すことができるとしている。
Instagramによると、クリエイターはフォロワーの反応を懸念して、新しいコンテンツの投稿をためらう傾向があるという。トライアルリールは、この課題を解決し、クリエイターがより自由にコンテンツ制作に取り組める環境を提供するとしている。
リール作成時に「トライアル」をオンにすることで、フォロワー以外にのみリールが共有される。プロフィールにはトライアルリールとして表示されるが、メイングリッドやリールタブには表示されない。他のユーザーがダイレクトメッセージや同じ音声、位置情報、フィルタを使用したリールページで共有した場合、フォロワーもトライアルリールを視聴する可能性がある。
約24時間後には、視聴数、いいね、コメント、シェアなどのエンゲージメント指標を確認できる。
パフォーマンスが良好な場合は、「全員に共有」を選択してフォロワーに公開できる。
トライアルリールは同日から展開が開始されており、今後数週間で世界中の対象となるすべてのクリエイターが利用できるようになる予定だ。
トライアルリールの詳細については、ヘルプセンターを参照されたい。
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