滋賀銀行は12月20日、次世代基幹システムの構築中止について日立製作所と合意したと発表した。これに伴い、同社から80億円の和解金を受け取るという。2社間の合意の詳細については守秘義務に関わるとして伏せた。
現行の基幹システムは安定稼働しており、2027年1月をめどに改めて更改する予定。滋賀銀は2021年、基幹システムの更改に向け、275億3700万円を投じると発表。24年1月をめどに利用を始めるとしていた。
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