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年末年始、筆者は実家に帰省してのんびり過ごした。年末からハマっていた短文SNS「mixi2」は、更新頻度こそ下がったものの、毎日のぞいていた。
mixi2は、オープン当初のお祭り騒ぎと比べると落ち着き、ユーザータイムラインへの投稿数は目に見えて減った印象だ。登録してすぐ使わなくなった人は多いとみられ、年末年始をまたいでアクティブ率はかなり低下していそうだ。
Xで検索すると「mixi2はもう飽きた」「もう誰も話題にしていない」といった投稿もみられる。
だが、一度ハマった人には、日常生活の一部になっているのではないか。筆者もその1人だ。
朝起きたらまずmixi2を開き、おはようと書き込み、年始には「あけおめ」などの年始限定リアクションアイコンを押して楽しんだ。日常に溶け込みすぎて、あえて語ることも減ったため、外から見ると「誰も話題にしていない」という印象になるかもしれない。
ユーザータイムラインへの投稿は減った反面、コミュニティは活発化・多様化している印象がある。
コミュニティは、職種や趣味別だけでなく、自慢を心置きなく投稿できる「自慢師たち」や、街角の変な写真を共有する「路上観察愛好会」、作ったものを何でも見せ合う「作ったものを自慢し合う会」など、いろいろな切り口で人とコンテンツが集まっている。批判や炎上がほとんどないのでまったり楽しめるし、意外な出会いもたくさんある。
ユーザータイムラインはやや過疎化しているが、コミュニティを見ていると、ユーザーや投稿が増えている実感はある。
ただ、全てのコンテンツをユーザーが作るSNSの運営・維持は、とても難しい。2025年を生き抜き、たくさんのユーザーの日常に密着できるか。運営の手腕が問われそうだ。
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