実業家の前澤友作さんが手掛ける新サービス「カブアンド」を提供するカブ&ピース(東京都港区)は1月7日、電気やガス、ふるさと納税など全サービスの新規申し込みの受付を20日から再開すると発表した。
カブアンドは2024年12月23日、想定を上回る申し込みがあり、株が不足する可能性があるとして、年内で全サービスの新規受付を一時停止すると発表していた。他にも、電気・ガスの11〜12月分の検針が未実施のため、株式発行数が見通せないこと、ふるさと納税の年末駆け込み需要で株が不足するおそれがあることなどを、一時停止の理由に挙げていた。
これに対し、カブ&ピースは、電気・ガス、ふるさと納税の駆け込み需要が想定の範囲内だったと説明。また、キャンペーンやプロモーションを調整することで株式発行数をコントロールできる見通しが立ったとしている。
カブアンドでは、電気やガス、ふるさと納税、モバイル通信といったサービスの利用料金に応じ、同社の未公開株と交換できる株引換券を受け取れる。24年11月20日のサービス開始から20日で会員数100万人を突破。SNSなどで話題を呼ぶ一方、交換できる株がいつ上場するか分からない企業の未公開株であることから、実現性を疑問視する声も上がっている。
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