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生活に負荷をかけない指輪型トラッカー「RingConn第2世代」を使ってみた(1/5 ページ)

» 2025年02月26日 07時14分 公開

 スマートウォッチ登場以降、健康状態をトラッキングするのが日常になった人も少なくないと思います。そして、その健康状態の中でも、一番自分では分からないのが睡眠の状態。ただ、寝ている時もスマートウォッチを身につけているのは少なからずストレスです。そんな中、指輪型トラッカーの「RingConn」をモニターする機会があったので、さっそく試してみた次第です。

 RingConnは、中国Shenzhen Ninenovo Technologyが開発・製造する指輪型のスマートデバイスです。指輪型ですので、購入時には最初に自分の指に合うサイズを決める必要があります。サイジングキットが用意されていますので、それでサイズを決め込んでいきます。

「サイジングキット」

 そして、このサイジングキットにあった説明がなかなかに良い内容です。引用します。

  • リングモデルセットから着用後の緩みがちょうどいいリングを1つ選び、利き手ではないほうの手の人差し指、中指、薬指の使用をお勧めします。
  • 快適に装着ができるために、24時間着用することをお勧めします。

 短いですが、ここには指輪型デバイスを使う際の明確な示唆があります。つまり、利き手に指輪型デバイスをはめるとあまりよろしくないということ。どの指が快適になるのかは、人によるということ。そして、丸1日使わないと自分にとって最適なのがどの指になるのかを判断するのは難しいということです。

 ここまで明確に指示されれば、リングのサイズの選択も自然と慎重になるというものです。私の場合、基本左利きなので、右手で試してみて、最初は右手の人差し指がベストだと思いました。

 ところが、人差し指に指輪型デバイスがあると、私の癖の問題もあると思いますが、運転するときにそこそこ邪魔な感じになってしまうのです。また、スマホを持つ際、私の場合開いて使うスマホを使っているので、どうしても両手で持つことが多くなり、やはり人差し指に指輪型デバイスがあると邪魔になることも分かりました。

 結果、私は右手の親指に指輪型デバイスをはめるのがいちばんストレスにならないことが判明。安心して、リングのサイズをお願いすることができました。

 つきましては、みなさんも実際に導入する際には、自分がよくやる行動をひととおり試し切ることをおすすめします。目安としては24時間だと不十分で、平日と休日でそれぞれ24時間ぐらいがいいのではないかと思います。

 なお、RingConnにはマットブラック、フューチャーシルバー、ロイヤルゴールド、ローズゴールドというカラーバリエーションが用意されています。今回テストしたのはマットブラックです。

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