アニメ・美少女イラストに特化した画像生成AIサービス「NovelAI Diffusion」(NovelAI)を提供する米Anlatanは3月1日(日本時間)、新しい画像生成AIモデル「NovelAI Diffusion V4 Full」の提供を始めた。新たに最大6キャラクターの同時生成や、キャラ同士の位置を指定し、構図を細かく制御できる機能などを搭載した。
2024年12月に公開した早期アクセス版「NovelAI Diffusion V4 Curated Preview」のフルバージョン。米NVIDIAのGPU「H100」を使い、約23万時間かけてデータセットを学習させた。データセットもCurated Previewから拡充したという。
1つの画像に最大6人のキャラクターを配置し、個別にプロンプトを入力できる機能機能「マルチキャラクタープロンプト」、グリッド型のUIでキャラの位置関係を制御できる機能などを搭載。単語やタグだけでなく自然言語(英文)での入力に対応した他、キャラによる動作(ポーズ)の主体と対象を指示できる「アクションタグ」機能も追加した。
例えば「ハグする」という動作を指示する場合「source#hug」と入力すれば「キャラクターが抱きしめる」、「target#hug」で「キャラクターが抱きしめられる」、「mutual#hug」で「キャラクター同士が抱きしめ合う」ように指示できるという。
なお、同社が決済システムを移行したため、V4 Fullを利用するには、サービス内で決済情報の更新が必要になる場合がある。
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