米Appleは3月4日、新型タブレット「iPad」第11世代モデルを発表した。A14チップからA16チップに刷新し、初期ストレージ容量を2倍に引き上げつつ、スタート価格を5万8800円と据え置いている。3月12日に発売予定。なお、AppleはM3チップに刷新した「iPad Air」も同時に発表している。
2022年に登場した第10世代iPadの後継機で、A16チップを搭載。「Liquid Retinaディスプレイ」は10.9インチから11インチにわずかながら大型化。生体認証は、トップボタンに内蔵された「Touch ID」を引き続き採用する。
メインカメラは1200万画素のシングル構成、フロントカメラは被写体に応じて画角を自動調整する「センターフレームカメラ」を内蔵。Apple Pencil(USB-C)とApple Pencil第1世代をサポートする。カラーはシルバー、ブルー、ピンク、イエローの4色展開。
64GB、256GBの2種類だったストレージは128GB、256GB、512GBの3種類を用意。5万8800円のスタート価格を維持したまま128GBに増量した他、256GBの価格は8万4800円から7万4800円に引き下げられている。512GBモデルは11万800円だ。
なお、Appleは4月から日本でもAIサービス「Apple Intelligence」を提供予定だが、各シリーズの比較表にはApple Intelligence対応の文言は見当たらず、新型iPadはサポートしていないとみられる。
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