日本初の民間月面ローバー「YAOKI」を搭載した月着陸機、こんや月面へ VTuberによるライブ配信も
宇宙スタートアップのダイモン(東京都中央区)が開発した小型月面ローバー「YAOKI」が、まもなく月に到着する。YAOKIを載せた米Intuitive Machinesの月着陸機「Nova-C」(通称:アテナ)が、3月7日未明に月面着陸を試みる。
YAOKIは、重量約498gという小型ロボット。100Gの衝撃に耐える堅牢なボディを持ち、月面を走行しながら撮影したデータを月着陸機に送信する。地球から遠隔操作も可能だ。
大きな特長は、従来の月面ローバーに比べて低コストで製造できること。民間企業の宇宙進出やアルテミス計画を前に、今後も活躍の機会は増えるとみられている。
今回、Nova-Cが着陸するのは、月の南極点から約160km離れたMons Mouton(モンス・ムートン)と呼ばれるエリア。将来「アルテミス計画」の候補地の1つにもなっている。既に一度、月面着陸を成功させた実績のあるIntuitive MachinesとNova-Cにとっては2度目の挑戦となる。
着陸は、7日の午前2時32分ごろの予定。その模様は、米国ヒューストンに滞在しているダイモンの中島紳一郎代表も出演して、VTuber・星見まどかさんのチャンネルでライブ配信する予定だ。ただし、YAOKIの月面走行はNova-C着陸から約5日後となっている。
ダイモンは、自動車エンジニア出身で、ロボットクリエイターでもある中島代表が、2012年に設立したロボットと宇宙技術開発のスタートアップ。従業員は10人ほどの規模ながら、低コストを武器に「数年以内に100機のYAOKIを月面へ送り込む」計画を立てている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR