農業機械メーカーのヤンマーホールディングス(大阪市北区)は3月21日、ヒナプロジェクトが運営する小説投稿サイト「小説家になろう」とタイアップし、4月放送予定のテレビアニメ「未ル わたしのみらい」の脚本を公開した。アニメ本編では描かれないキャラクターの設定や脚本のみに存在するシーンも含まれるという。
公開したのは、Episode 079「スターダストメモリー」、Episode 101「The King of the Forest」、Episode 217「この世の波風さわぎ」、Episode 630「Re: MIRU」、Episode 926「待ってて、今行く」。「脚本を先に読むことで、映像化された本編との違いを比較しながら『未ル』の世界観をより深く味わうことができる」としている。公式Xアカウントでは感想投稿キャンペーンも実施する。
未ルは、ヤンマーが企業理念やブランド認知の向上を目指して2023年に発表したアニメ製作プロジェクト。「機動戦士ガンダム」や「銀河漂流バイファム」「シティーハンター」などを手がけた植田益朗さんを総合プロデューサーに迎え、新進気鋭のアニメスタジオ5社が参画した。オムニバス形式の全5話を4月2日からMBS、TOKYO MXで放送する他、3日の午後10時30分以降にはニコニコ生放送やABEMA、dアニメストアなどで配信も行う。
ストーリーは、「遠い先の未来に人類によって作られたロボット、MIRU。武器を持たず、時空を超えタイムリープし、様々な時代に訪れる。時代も場所もパラレルな世界でありながら、どの時代にもいる、必死に生きている人達に出会い、その人々の悩み、苦しみに寄り添い、新たな人生への一歩を後押しする」というもの。9代目「ヤン坊マー坊」も登場するという。
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