左側面にはUSB Type-C端子がある。端子カバーはない。剥き出しである。扉をつけることすら避けたのだろう。おかげで運用はしやすい。
右側はストラップホールのみ。
SIGMA BFを使って一番の欠点と感じたのはここかな。首から提げるためにストラップホールは2つ欲しかった。これはちょっといかがなものかと思う。残念。
裏面はというと、三脚穴とバッテリー。バッテリーはセットするとそのまま本体と一体化する。バッテリーのカバーはない。
バッテリーは小型で撮影可能枚数は公称で約260枚なのでモバイルバッテリーは必須かも。充電中やスリープ時に残量が%で表示されるの非常に助かる。
さて、ざっとみてきて、このクラスのミラーレス一眼なら持っていてしかるべきものがいくつか欠けてる。というか省いてる。あえて入れてない。
一つ目は前述したファインダー。オプションでも用意されないようだ。晴天下だと欲しくなるね。
もう一つはメカシャッターがないこと。電子シャッターのみだ(これはSIGMA fpも同じだ)。
そしてアクセサリシュー。フラッシュを搭載することができないのである。まあ、フラッシュを使わない人向け。これは思い切った措置だ。
個人的にはなくても困らないというか、必要な時はこれじゃないカメラを持ち出せばいいわけで、1台で何でも撮れるメインカメラには成り得ないけど、スナップ用カメラあるいは趣味道楽のセカンドカメラとしては気にならない。
さらにメディアスロット。メディアスロットがないのである。「蓋」となるものは徹底的に排除したようなボディなのだ。代わりに、約230GBのフラッシュメモリを内蔵している。スマホのようにストレージを内蔵していると思えばいい。
撮った写真をPCやスマホに転送するときはUSBケーブルを使う。USBはUSB 3.2準拠で転送速度は10Gbps。また外付けのSSDへのバックアップ機能を備えているのでそれを使ってもよし。
HDMI端子もないが、USB端子はマスストレージや充電・給電の他、UVCやUACにも対応しているので外部映像出力は音声入出力も行える。またUSBを使ったケーブルレリーズも用意されている。唯一の拡張端子だ。
ボディに関してはこんなところである。カメラを使い慣れてる人ならこの時点で、ぜひ使ってみたいor自分には合わないな、って判断できるかと思う。
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