デザインや質感があまりに個性的なので「こんな感じだよ」ってとこから始めた。では実際に使って撮ってみる。
シグマはSIGMA fpというコンパクトな(しかも拡張性に富んだ)カメラを出しているけれども、それと比べるとイメージセンサーが新しくなっている。
大きな差は、像面位相差AFに対応したこと。なので、AFはすごく速くて快適なのだ。人間と動物に対する瞳検出にも対応。
また、AF-Cモードにして画面をタッチするとそこで被写体追従してくれるわけで、これは実用的だ。
そして、Iシリーズの90mm F2.8を装着して撮ったポートレートがこちら。スタンダードとT&O(ティール&オレンジ)で。
もう一つ、印象的なカラーモードということで、Pow.B(パウダーブルー)でも。
実のところ、写りに関しては信用していい。シグマならではの色や描写は伝統的なものだ。
AWBがときどき意図しないものになるけれども、ロータリーダイヤル&十字キーでさっと変えられるから、操作を指が覚えてしまえばさほどストレスにならない。
ちなみにこの90mm F2.8のレンズ、個人的には大のお気に入りで、コンパクトなのも似合う。
90mmならではの、ほどよい遠近の圧縮も心地よいのだ。
今回はもう1本、24mm F3.5 DGも使った。BFのコンパクトさに似合う小さなレンズで最短撮影距離が短いのも便利。
結構、寄れるのもいい。
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