Jコミックテラスは3月26日、絶版漫画を中心とする電子書籍配信サービス「マンガ図書館Z」を4月25日の正午に再開すると発表した。実施中のクラウドファンディングには目標金額300万円に対し、880万円を超える支援が集まっている(26日時点)。
クラウドファンディングは3月31日までの予定で、支援総額が900万円を超えるとストレッチゴールとして、計1万5000円以上の支援をした人を対象に「半年分のプレミアム会員権クーポン」を配布する。また1000万円、1200万円にも特典を設定している。
マンガ図書館Zは、絶版マンガを中心に電子書籍を無料で配信し、広告収益を作者に還元する広告収益型サイト。漫画家で参議院議員の赤松健さんらが2010年に立ち上げた「Jコミ」がルーツで、これまでに約2000人の漫画家が参加し、2万冊以上を電子書籍化した。
サーバ代などはプレミアム会員の会費で賄っていたが、2024年10月に決済代行会社が決済サービスの解約を通告。資金繰りに困り、Webサイトの停止を余儀なくされていた。
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