「残念ながら、無料レベルへの展開はしばらく遅れます」──米OpenAIのサム・アルトマンCEOは3月26日(現地時間)、前日発表した「ChatGPT」の新たな画像生成機能について、Xでそう発表した。予想をはるかに上回る人気で、「GPUが溶けている」という。
同氏は別の投稿で、「効率化に取り組む間、一時的にレート制限を導入する予定」で、無料ユーザー向けは提供を開始しても画像を生成できるのは「1日当たり3回」になると説明した。
アルトマン氏は現在、自分のXのプロフィール画像をアニメ風なものに変えている。
この機能のデモ動画では、写真に「アニメ調にして」というプロンプトを添えた結果を紹介している。アルトマン氏のプロフィールも、このデモで生成された画像も、少し“ジブリ風”(スタジオジブリ作品のよう)だ。
その後、Xには「Ghibli Syle」(ジブリ風)と指定したアニメ風画像が溢れた。
OpenAIはシステムカードで、生存中のアーティストの名前を指定してスタイルを模倣するリクエストは拒否するとしているが、特定のスタジオのスタイルを模倣することは拒否しないようだ。「ディズニー風に描いて」も拒否されなかった(時間がかかっている)。
ちなみに、XのGrokにアルトマン氏の画像を添えて「ジブリ風に変えて」と依頼した結果はこちらだ。
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