ゲームソフトの開発販売を手がけるTATSUJIN(東京都渋谷区)は4月1日、東亜プランのアーケードゲーム誕生40周年を記念して東京都の国立市に建設を計画していた「国立東亜プランミュージアム」計画の中止を発表した。妄想だった。代わりに東京・高田馬場にある「ナツゲーミカド」2階で期間限定のイベントを行う。
TATSUJINは、中止を発表した国立東亜プランミュージアム計画について「一部のスタッフにより温められた妄想でありました」と説明。しかし計画中止を重く受け止め、「規模を大幅に縮小し、本日より高田馬場ナツゲーミカド2階にて東亜プランミュージアムを4月13日までの期間限定で“本当に”オープンします」としている。「本日はエイプリルフールですので、嘘のような本当のリリース内容となっております」。
本当に開催するイベントでは、東亜プランマスターピース20作品を一斉稼働する予定だ。店内には東亜プランゆかりのグッズや貴重な資料も展示。来場者には、特典として「東亜プランミュージアム」のロゴ入り記念カードを数量限定でプレゼントする。
東亜プランは、1980〜90年代にゲームセンターで人気を博したアーケードゲームのブランド。「ヘルファイヤー」「タイガーヘリ」「鮫!鮫!鮫!」など高難度のシューティングゲームで知られ、現在もファンは多い。
東亜プランは1994年に破産したが、現在は2017年設立のTATSUJINがライセンスを保有。東亜プランのゲームに「マスターピース」(傑作、名作)という“称号”を付与してマルチプラットフォームで展開している。
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