日本大学が発行したとみられる870件のメールアドレスとそれにひもづいたパスワードが流出し、悪用された可能性も否定できない状況にあるようだ。中には古いメールアドレスもあり、利用者に連絡がとれないケースもあるという。
4月7日に同学が公表した文書によると、流出が判明したきっかけは、ある男性が逮捕されたこと。ECサイトなどで正規利用者になりすまし、商品を購入していた疑いで逮捕された男性の所有PCから、日本大学が発行したとみられる「ac.jp」ドメインのメールアドレスやそのパスワード、870件が出てきたという。
流出経路や流出時期、実際に悪用されたかどうかといった詳細は捜査中のため不明。日本大学はメールアドレスの所有者に連絡をとり、パスワード変更などを促している。ただしメールアドレスが古いなどの理由で本人と連絡がつかないケースもあり、フォームを公開して情報を募っている。
「ac.jp」ドメインの“ac”はacademic(学術的な)の意味で、大学や学校法人など国内の高等教育機関しか取得できない。
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