米NVIDIAがイベントで披露した最先端ロボットが、東京ディズニーランドに――オリエンタルランドは4月7日、東京ディズニーランドに、電子音を発しながら2足歩行で歩き回るエンターテインメントロボット「BDXドロイド」を導入した。BDXドロイドは6月30日まで、パーク内の「トゥモローランドエリア」に登場する。
BDXドロイドは、アトラクション「スター・ツアーズ」を提供する「スター・ツアーズ社」の所有ロボットとして登場。グリーン・ブルー・オレンジと、カラーリングの異なる3体が登場するという。
小規模ショー「アトモスフィアプログラム」のキャストとして、パフォーマンスを行う予定だ。東京ディズニーリゾートの公式Xは、触角のようなアンテナを動かしたり、頭部を揺らしたりしながら2足で歩き回る様子も公開している。
ロボットは、米NVIDIAが3月18日(現地時間)、年次イベント「GTC 2025」で公開した2足歩行ロボット「Blue」と同じものだ。Blueは、米Google傘下のGoogle DeepMindとNVIDIAが共同開発するオープンソースの物理エンジン「Newton」を搭載したロボット。GTC 2025では、米Disneyの研究機関Disney Researchが、最初のユーザーとしてエンターテインメントロボットに活用すると発表していた。
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