米Googleは4月7日(現地時間)、メールの文章を自動生成するGmailのAIライティング機能「Help me write」について、新たに日本語と韓国語での利用を可能にすると発表した。同日以降、Webブラウザ版とAndroid版、iOS版のGmailで段階的に利用可能にする。
Help me writeは、大規模言語モデル「Gemini」を活用したライティング機能。「就職面接のお礼」「子どもの誕生日への招待状」「トロントのレストランのおすすめを友人に聞く」といったプロンプトを入力し、「Create」ボタンを押すと、AIがメールの下書きを自動生成する。既存のテキストに対し、「よりフォーマルに」「より詳細に」「より短く」などとリクエストし、修正してもらうことも可能だ。やりとりの文脈を踏まえて、送られてきたメールへの返信を生成することもできるという。
利用するには、企業向けオフィススイート「Google Workspace」の有料プラン「Business」「Enterprise」か、個人向け「Google One」の有料プラン「AI Premium」、教育機関向け「Gemini Education」「Gemini Education Premium」のいずれかを契約する必要がある。過去に企業向けプランのオプション「Gemini Business」「Gemini Enterprise」を購入したユーザーも利用できる。
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