LINEのトークを他人に見られないようにするためには、まずパスワードを強化することが大切だ。
スマートフォンの画面ロックは、分かりづらいパスコードを設定し、生体認証も利用しよう。パスコードに関しては、4桁よりも桁数が多い方が安全だ。「1111」「1234」といった単純な数値、自分の誕生日などの推測されやすいものも避ける。生体認証が利用できるスマートフォンは必ず設定しておこう。
LINEにもパスコードがかけられる。「設定」の「プライバシー管理」で「パスコードロック」をオンにし、パスコードを設定しておく。すると、LINEを開くためにパスコード入力が必要になる。
そして、パスコードを誰かに教えてはいけない。まさかの事態に備えて信頼できる家族だけに教えておいてもよいが、基本的には個人で管理しよう。
また、サブ端末でLINEを利用しない場合は、LINEの「設定」の「アカウント」にある「ログイン許可」をオフにするといい。オフにすると、すでにどこかでログインされている場合もログアウトできる。サブ端末で利用する時だけオンにする、といったこまめな運用も有効だ。
スマホやアプリのセキュリティを強化すればするほど利用しづらくなる、と考える人も多い。しかし、LINEに限らず、スマホには重要な個人情報や大切なデータが数多く保管されている。「自分だけは大丈夫」と思わず、基本的な管理を怠らないようにしてほしい。
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