Docker、CVE脆弱性がほぼゼロのセキュリティ強化型コンテナイメージ「Docker Hardened Images」提供開始
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「Docker、CVE脆弱性がほぼゼロのセキュリティ強化型コンテナイメージ「Docker Hardend Images」提供開始」(2025年5月28日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Dockerは、セキュリティを最大限に高めつつ本番環境に最適化したコンテナイメージ「Docker Hardened Images」の提供開始を発表しました。
OSを徹底的にスリムダウンすることにより、小さなメモリフットプリントと攻撃対象面の最小化を意図したコンテナイメージはこれまでも数多く作られてきました。
Docker Hardened Imagesもそれらと同様に、AlpineやDebianといった主要なLinuxディストリビューションをベースイメージにしつつ、いわゆるDistroless(ディストロレス)の思想に基づいてシェルやパッケージ マネージャー、デバッグツールといった本番環境には不要でリスクの高いコンポーネントを徹底的に排除することでスリムダウンを行い、攻撃対象面の最小化を実現しています。
その上で証明書、パッケージ、スクリプト、構成ファイルなど、現場で必要とされるカスタマイズを柔軟にサポート。
そしてDocker自身がパッチの自動適用を提供することで最新の状態を維持し、既存のCVE脆弱性がほぼゼロの状態で提供されると説明されています。
Docker社内ではすでにDocker Hardened Imagesを本番環境で使用しており、標準のNodeイメージをDocker Hardened Imagesに置き換えたことで脆弱性の数はゼロになり、パッケージ数は98%以上削減され、結果としてより強固なセキュリティ体制とシンプルな運用を同時に実現できたとのことです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
3
楽天カード、本人認証をワンタイムパスワードに統一 27年2月から順次
-
4
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
5
松屋の公式アプリとWebサイトが停止 不正アクセスを検知、モバイルオーダーや弁当予約も使えず
-
6
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
7
ヤクルト本社、個人情報約4万件漏えい 公式サイトへの不正アクセスで
-
8
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
9
ANAの予約情報に不正アクセス、JALと同じ委託先経由で 個人情報をのぞき見た痕跡も
-
10
不正アクセスによる漏えい人数、半年余りでのべ2億6000万人に 日本人口の2倍超
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR