Windowsの6月配布アップデートを適用した後、不具合が発生するPCがある問題を巡り、富士通と富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は6月24日、対策BIOSを順次配布すると発表した。
機種ごとのBIOS配布スケジュールは以下の通り。問題が起きる可能性がある機種一覧も一部更新した。なお、対策BIOSは不具合を起こさないようにするもので、すでに問題が起こったPCを復旧させることはできないとしている。
2社は13日に不具合について発表。11日公開のWindows Updateの後、PCが起動できなくなるデスクトップPCやワークステーションがあると注意喚起した。さらに一時的にWindows Updateを停止した。
同様の問題はマウスコンピューターやエプソンダイレクト、台湾GIGABYTE TechnologyなどのPCでも発生している。このうちマウスコンピューターは富士通と同様にBIOSを配布。20日までに、問題が発生する全モデル向けの対策BIOSを提供している。
エプソンダイレクトは、起動しなくなったPCの修理対応を19日に発表。GIGABYTEはユーザーに対し、有線LANやWi-Fi接続を無効にし、Windows Updateを一時停止するよう呼び掛け。不具合が発生してしまった場合は問い合わせ窓口に連絡するよう求めている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR