エプソンダイレクトは、6月18日にサポートページを更新し、Windows Update適用後に起動しなくなったPCを修理で対応すると明らかにした。UEFIの修正を行う。
該当するのは、2020年発売のノートPC「Endeavor NA710E」と、その後継機として22年に登場した「Endeavor NA711E」。Windows Update適用後、電源を投入しても「EPSON」ロゴが表示されるが、それ以上先に進まない、あるいは「自動修復を準備しています」と表示されたまま先に進まないといった症状が出ているという。
エプソンダイレクトはすでに更新プログラムの配信は停止。これらの現象が発生してしまったPCについては、修理でUEFIを修正するとして、ユーザーに修理受付窓口への連絡を呼び掛けている。
UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)は、PC起動時にハードウェアを初期化してOSを起動するためのファームウェアインタフェース。BIOSの後継として開発され、現在は広く使われている。
6月配信のWindows Updateを巡っては、適用後にOSが起動しなくなる現象が複数メーカーのPCで発生。これまでに富士通や富士通クライアントコンピューティング(FCCL)、マウスコンピューター、GIGABYTE、ASUS、マイクロソフトなどが報告している。
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