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スズキ、レトルトカレーを開発 パッケージは四輪デザイン部が作成

» 2025年06月26日 11時05分 公開
[ITmedia]

 スズキ(静岡県浜松市)は6月25日、浜松市内でレストラン事業などを展開する鳥善と共同で、4種類のレトルトカレーを発表した。同日からスズキのECサイト「S-MALL」で取り扱う他、市内にある博物館「スズキ歴史館」、イベント会場などで販売する。価格は各918円。

鳥善の伊達善隆代表(写真=左)とスズキの鈴木俊宏代表(写真=右)。ラインアップは「大根サンバル」「茶ひよこ豆マサラ」など4種(出典:スズキ、以下同)

 スズキの本社社員食堂で2024年1月から提供している本格的なインドベジタリアン料理がベース。インド出身の社員が“母親の味”と親しんでいる味を、鳥善がレトルトカレーにして「スズキ食堂」ブランドで販売する。

 パッケージデザインはスズキの四輪デザイン部が作成した。スズキの人気車種のイラストの周囲に食材を描き、左側側面は4種類を並べると1つの絵になる仕掛け。「食べ終わった後、パッケージを飾りたくなるデザイン」としている。

 スズキでは、日本の技術部門を中心にインドをはじめとする外国人従業員が活躍しており、今後も高度人材を含む外国人従業員を増やしていく考え。鳥善とスズキは、24年に協業を始め、外国人従業員向けのメニューとして、簡易な調理で本格的なインドベジタリアン料理が提供できる給食事業者向けの食キットなどを開発してきた。

4種のパッケージデザイン。スズキの人気車種の周りに具材となる野菜を配した
左側側面は4種類を並べると1つの絵になる
スズキの社食で提供するインドベジタリアン料理の例

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