もっと極端に差が出る例を作ろうってことで、バラの花を渋いの(クラシックネガ)と、超派手なの(ベルビアにFSレシピでダイナミックレンジを拡げてカラークロームエフェクトを強くかけたもの)を並べてみた。同じ被写体でこれだけ違う画を作れるのは良い。求める画を追い込んでみたい。
さらにフルサイズで人物作例ってことでわざとらしいポートレート用にASTIAにダイナミックレンジ優先をオンにしてスムーススキンエフェクトを強にしてシャープネスは弱め、って設定も作って録り比べてみた。
ASTIAのみと、ASTIA+FSレシピ(ダイナミックレンジを広くし、スムーススキンエフェクトを強くかけ、カラークロームエフェクトをかけるなどしてある)。階調表現や肌に大きな違いが出た(23mm 1/4700秒 F2.8 ISO250)フィルムシミュレーションに加えてカラークローム・エファクトやグレイン・エフェクトといった細かい加工を施せるのは富士フイルムならでは。グレインエフェクトなどはフィルムっぽい粒子感を出してくれていい。
かくして、フィルムシミュレーションを選ぶのみならず、フィルムシミュレーション+FSレシピで自分ならではの表現を楽しむカメラになったのである。
モノクロ写真もFSレシピを使えばこんな風に少し青みがかった写真も撮れる。
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