JR東日本は7月3日、指定席券売機を更新すると発表した。「きっぷを買う」「きっぷを変更する」など目的別のメニューを採用した新型機を、従来機を置き換える形で設置。2026年3月までに、首都圏を中心に約20駅、約160台を導入する。従来機もユーザーインタフェースを新型機に近い形に更新する。
従来機のメニュー画面は「指定席」「自由席」ボタンなどが並び、どこを押せばいいか分かりにくかった。新型機では「きっぷを買う」「きっぷを変更する」など目的別のメニューを採用。ボタンの構成や配置を見直すことで、一目で分かりやすくする。
従来機の画面も、新型機と同様に「きっぷを買う」「きっぷを変更する」など目的別のメニューを採用し、ボタンの構成や配置を見直すことで、分かりやすい画面にする。
また、在来線の駅からモバイルSuicaで乗車し、東京駅などの新幹線乗換駅で新幹線のきっぷを購入する場合、従来はみどりの窓口に並ぶ必要があったが、新幹線乗換口に設置した新型機で新幹線のきっぷ購入をできるようになる。
10月以降は、予約した新幹線・特急列車が台風などの災害の影響で運休が決まっている場合、指定席券売機で払い戻しできるようにする。
また、新幹線が2時間以上遅れた場合に払いもどしできるきっぷの種類を拡大。現在は東北、北海道、山形、秋田、上越、北陸新幹線が対象だが、東海道、山陽、九州、西九州新幹線などにも対応する。
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