東宝は8月18日、映画「国宝」の公開から73日間(6月6日〜8月17日)の興行収入が105億円、観客動員数は747万3613人を突破したと発表した。実写の邦画に限れば「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年、173億5000万円)、「南極物語」(1983年、110億円)に次ぐ歴代3位にランクインしている。
東宝によると、公開から日を追うごとに観客動員、興行収入ともに伸び続け、4週連続で土日の成績が前週を超えた。これは興収130億円を突破した「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年公開)と並ぶ記録だという。なお、洋画や邦画のアニメを加えた歴代興行収入ランキングでは45位(8月18日時点)となっている(興行通信社調べ)。
主人公の喜久雄を演じた吉沢亮さんは「たとえ少数でも見てくれた方の人生に寄り添うような、心から大切に思ってもらえるような映画にしたいと言う思いでこの作品に参加しました。こんなにも沢山の方に愛していただき、感謝しかございません」としている。
国宝は吉田修一さんの同名小説が原作。任侠の一門に生まれた主人公の喜久雄は、抗争によって父親を亡くした後、上方歌舞伎の名門の当主・花井半次郎に引き取られ、歌舞伎の世界へ飛び込む。監督は「フラガール」の李相日さん。
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