デカすぎ？ 万博「大屋根リング」を近所に移動できる「どこでも大屋根リング」が面白い：NEWS Weekly Top10

[岡田有花，ITmedia]

ITmedia NEWS Weekly AccessTop10

8月16〜22日

順位

記事

1

予約困難になってきた万博……システムの隙を突くユーザーと運営の攻防戦

2

「貸したモバイルバッテリーを転売しないで」　ChargeSPOTが呼び掛け　メルカリには「FRUITS ZIPPER」コラボモデルなどずらり

3

ファミリーマート、「QUOカード」の販売・利用を終了へ　使えるのは年内まで

4

ネットの安全守るモデレーターの過酷な実態　アダルトサイト担当者は「毎日見させられてPTSD発症」

5

UQ mobile、“既存プラン”の料金値上げ、契約中でも自動でアップ　月間データ容量は最大2GB上乗せ

6

ハッピーセットで“利益が出る”──なぜ人々はポケモンカードを欲しがるのか？　投機商品として狙われるワケ

7

「走る電マ」「怪物電気ケトル」も　NHK「魔改造の夜」歴代の“変態マシン”たちが一堂に、8月25日から展示会

8

ハッピーセット「ワンピースカードゲーム」が中止に　“ポケカ転売”騒動受け

9

記録的猛暑なのに、「節電要請」が発令されないワケ

10

「オールナイト万博」落合陽一パビリオンが“パーリーナイト状態”に　“隠しモード”起動、本人が遠隔DJ

ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は8月16〜22日までの7日間について集計し、まとめた。

　お盆明けの先週のアクセス上位には、大阪万博関連の記事が2本入った。1位は、会期が終盤に近づき、早い時間の入場予約が取りにくくなってきており、自動ツールを使ってハックしている人もいる、という内容だ。

　筆者は万博が好きすぎて既に4回行っており、今度5回目に行く予定なのだが、行くたびに“難易度”が上がっているのを感じる。現場の混雑はもちろん、予約サイトまでしばしばアクセスが集中しており、利用まで待たされることが多い。発売日朝の「チケットぴあ」状態だ。

　事前予約のアクセスに加え、万博会場にいる人が、随時開放される当日のパビリオン予約枠（先着順）を取るために、頻繁にサイトのリロードを繰り返している。これがアクセス集中を招くのだ。

「どこでも大屋根リング」が面白い

　といった殺伐とした事情はさておき、最近話題になっている万博関連のWebサービスを紹介したい。開発者の「ひろき」（@hirokiwasan）さんが個人で作った「どこでも大屋根リング」だ。

　大屋根リングサイズ（直径600m以上）の赤い丸を、世界地図のどこにでも移動させられ、大屋根リングの大きさを実感できるサービス。リングを家の近所に移動させてみると、「うちの町、万博会場より小さいのか……」などと驚ける。

「どこでも大屋根リング」。この赤いリング部分を地図上で自由に移動できる

東京ドームはすっぽり

東京駅も丸ごと入る

函館五稜郭はぴったりサイズ

大型放射光施設「Spring-8」（兵庫・佐用町）は大屋根リングよりちょっと小さい

バチカン市国とほぼ同じサイズ

　地図上を自由に動かすこともできるし、東京駅や東京ドーム、五稜郭、バチカン市国などから、気になる場所を選んで移動させることも可能。大屋根リングは東京ドームより大きいし、五稜郭とはほぼ同じ、バチカン市国より少し小さい……といったサイズ感が分かる。

　筆者は万博に行く予定がある人にこのサービスをすすめている。会場の広さを実感し「足が死ぬ」と予想できるから。万博はとにかく歩く。これから行く方は、できるだけ疲れにくい靴を履いて行くことを強く推奨する。