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「貸したモバイルバッテリーを転売しないで」 ChargeSPOTが呼び掛け メルカリには「FRUITS ZIPPER」コラボモデルなどずらり

» 2025年08月19日 15時57分 公開
[ITmedia]

 モバイルバッテリーのレンタルサービス「ChargeSPOT」を手掛けるINFORICH(東京都渋谷区)は8月13日、貸し出したバッテリーをフリマサイトなどに出品しないようユーザーに呼び掛けた。同様の行為を実際に確認したという。メルカリでは通常のレンタル用バッテリーの他、アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」などとコラボした特別デザインのバッテリーがずらりと並んでおり、一連の出品を問題視したとみられる。

 同社は、貸し出したバッテリーの転売や譲渡は利用規約で禁止していると注意喚起。場合によっては刑事罰が科される可能性もあると呼び掛けた。さらに、ChargeSPOTのバッテリーは適切な返却によって安全性を維持しているため、長期間にわたって同社の管理から外れたものは安全の保証ができないと警告。フリマアプリなどのユーザーに対しても、安全上の問題から、出品されたバッテリーを購入しないよう求めた。

photo メルカリの「ChargeSPOT」の検索結果(19日時点)

 なお、メルカリなどでは19日時点でもChargeSPOTのモバイルバッテリーが出品されている。金額は通常のバッテリーが数百円から1000円程度。FRUITS ZIPPERなどとのコラボモデルは6000円から8000円程度だった。いずれも、いくつかの出品は実際に取引が成立していた。

photo 同社の注意喚起(ChargeSPOT公式サイトから引用)

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