ソフトバンクは9月4日、Y!mobile(ワイモバイル)の新たな料金プラン「シンプル3」を9月25日から提供開始すると発表した。月々のデータ通信量が5GBの「S」(月額3058円)、30GBの「M」(同4158円)、35GBの「L」(同5258円)を提供する。
通話料金はS・Mが30秒あたり22円で、Lのみ10分以内の国内通話が無料となる。余ったデータ容量は翌月に繰り越せる。旧プラン「シンプル2」と比べると、Sプラン(シンプル2では4GB・2365円)はデータ容量と料金が上昇。M(同20GB・4015円)・L(35GB・5115円)は値上げとなった。
2026年夏以降には、海外でも月2GBまで追加料金なしで通信できるサービスを新たに提供する予定。提供までの期間は、代替として既存の海外定額プラン(3GB/24時間)を1カ月ごとに7日分まで無料で提供する。
クレジットカード「PayPayカード」で料金を支払うユーザーは料金を割り引くほか、インターネット回線とセットで契約した場合に月額料金を割り引く「おうち割 光セット(A)」も利用可能。最大の割引を受けた場合、Sは月額858円、Mは同1780円、Lは同2780円になる。
11月以降には、PayPayによる決済回数に応じて翌月のデータ容量を付与するキャンペーンを開始予定。“PayPay経済圏”との結び付きを強化する狙いだ。
新プランの開始に伴い、「シンプル2」の新規申し込み受け付けは終了する。
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