「iPhoneファミリーの最新メンバーを紹介します」──米Appleのティム・クックCEOは9月9日(現地時間)に開催したオンラインイベントで、かねてより噂があった薄型スマートフォン「iPhone Air」を発表した。価格は999ドルから。日本では15万9800円からとなっている。
フレームには宇宙船にも使われる頑丈なグレード5チタニウムを採用。フレームを磨いて鏡面加工を施し、セラミックシールドを両面に配置して強度を向上させた。「これまでのどのiPhoneより頑丈」だとしている。
厚さは約5.6mm。重量は165g。狭いスペースながら高密度のバッテリーを搭載し、一日中使える。例えば動画なら27時間は再生できるという。
カメラ部はなだらかに傾斜する特徴的なデザインとなり、凸部には48MPのフュージョンカメラシステムを備えた。センサーの中央部分を使うクロップズームにも対応する。
ディスプレイサイズは6.5インチで、ProMotionによる120Hz駆動を実現した。明るさは3000ニト。
SoCは6コアCPUと5コアのGPUを統合した「A19 Pro」で、GPUはAIアクセラレーションも強化。各GPUコアにニューラル・アクセラレーターを組み込んでおり、演算能力は「A18 Pro」のピークGPU演算能力の最大3倍。「MacBook Proに匹敵する演算能力をiPhoneに持たせたので、GPU負荷が高いAIワークロードに最適」としている。
ボディカラーは、スペースブラック、クラウドホワイト、ライトゴールド、スカイブルーを用意した。ストレージは256GB、512GB、1TBから選べる。
【訂正:初出時に型番、カメラ仕様等に誤りがありました。おわびして訂正いたします】
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