Appleは9月9日(現地時間)、「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro Max」を発表した。材質をチタンからアルミに変更したほかデザインを刷新。ストレージは256GBスタートとなり、価格はProが17万9800円から、Pro Maxが19万4800円から。「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」と比べると、5000円〜1万5000円値上げしている。なお、Max限定の2TBモデルは32万9800円。
ボディは、これまでのチタニウムからiPhone初となる熱間鍛造アルミニウムユニボディに刷新。ボディ剛性を高めたほか、ベイパーチャンバーとの組み合わせで放熱効果がアップしている。ディスプレイはProが6.3インチ、Pro Maxが6.9インチ。輝度はピーク時で最大3000ニト、ProMotionや3倍の耐擦傷性能を持つ「Ceramic Shield 2」なども採用している。
カメラは、13mmの超広角、24mmの広角、100mmの望遠のトリプル構成で、唯一1200万画素だった望遠カメラも刷新され、全て4800万画素センサーとなった。また、センサーの中心部分を使ったクロップズームにも対応。広角は48mm、望遠は200mm(8倍ズーム)での撮影が可能になった。また、フロントカメラは1800万画素のセンターフレームに対応する。
動画性能も強化。4K120fpsのサポートはそのままだが、新たにProRes RAW収録、Genlock/タイムコードに対応。複数台のカメラを使った映像の同期がしやすくなる。Genlock対応モデルとしてBlackmagic Designから「Blackmagic Camera ProDock」が登場する。また、「Apple Log 2」もサポートする。
チップは「A19 Pro」を搭載。6コアCPUは、2コアの高性能コアと4コアの高効率コアを内蔵しており、高効率コアは「A19」チップよりもキャッシュサイズを増やし、性能向上を図っているという。また、6コアのGPUには「Neural Accelerator」を内蔵。NPUとは別の機構で、ローカルAIモデルの処理がより高速化するとしている。
バッテリーはビデオ再生でProが最大33時間、Pro Maxが最大39時間と過去最長をアピール。40Wの急速充電にも対応し、20分で最大50%まで充電可能としている。カラーは、シルバー、コズミックオレンジ、ディープブルーの3色を用意する。なお、今回のモデルからSIMスロットを廃止。デュアルeSIMをサポートする。
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