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「AirPods Pro 3」登場 異国の言葉もリアルタイム翻訳 ノイキャンは“性能2倍” 3万9800円

» 2025年09月10日 02時20分 公開
[ITmedia]

 Appleは9月9日(現地時間)、新しいワイヤレスイヤフォン「AirPods Pro 3」を発表した。アクティブノイズキャンセリング(ANC)性能を前機種の「AirPods Pro 2」から2倍に引き上げたほか、心拍センサー、ライブ翻訳機能などを搭載する。価格は3万9800円で9月19日に発売する。

「AirPods Pro 3」

 AirPods Pro 3は、10万時間以上のユーザー調査と1万以上の耳のスキャンを活用することで、フィット感を向上。内部アーキテクチャも再設計され、イヤーチップの外側の形状をボディの中央に配置して安定性を向上させながら、形状をより小さくしたという。また、フォーム材が入った新しいイヤーチップは、XXSサイズを含む5つのサイズを用意する。

「AirPods Pro 3」の主な機能

 バッテリーはANC使用時で8時間、外音取り込みで10時間に拡大。心拍センサーを新たに搭載したことで、装着して心拍と消費カロリーを計測可能。iOS 26以降のフィットネスアプリ(他社アプリ含む)でワークアウトの計測に利用できるという。また、IP57の防水性能に対応。急な天候の変化にも対応する。

心拍センサーを内蔵
フィットネスアプリの計測に利用できる

 Apple Intelligenceを使った「ライブ翻訳」機能により、相手との会話を翻訳したうえでリアルタイムにAirPods上で再生。自分が話す言葉も即時に翻訳され、iPhone上にリアルタイムに表示。お互いに自分の言葉で会話できるという。

 また、両者がAirPods Pro 3を装着していた場合、お互いの言語をリアルタイムで翻訳して読み上げるため、ハンズフリーで会話できるとしている。対応言語は、英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語の5カ国語。年内に日本語、イタリア語、韓国語、中国語(簡体字)の言語に追加対応する。

ライブ翻訳に対応
相手の声はAirPods Pro 3で、自分の声はペアリングしたiPhoneの画面上に翻訳結果が表示される

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