米Appleは9月15日、iPhone向け新OS「iOS 26」の配布を開始した。新デザイン言語「Liquid Glass」を採用し、Apple Intelligence機能を拡張する。iPhone 11以降のモデルが対象。
iOS 26では「Liquid Glass」と呼ぶデザイン言語を全面導入した。半透明素材を再現したUIにより、画面要素が透明感のある表現となり、アプリアイコンやメニュー、ボタンなどで光の屈折・反射効果を実現するという。ロック画面では時刻表示が空き領域に応じて動的に変更され、写真の壁紙では3D効果を追加できる。
Apple Intelligence機能を大幅に拡張。新機能「ビジュアルインテリジェンス」では画面上の特定コンテンツをハイライト表示し、GoogleやChatGPTによる関連情報検索が可能になる。「ライブ翻訳」機能では、メッセージアプリで受信内容を自動翻訳し優先言語での返信に対応する。
「ジェン文字」機能では2つの絵文字を組み合わせた新キャラクター作成や、写真ライブラリの人物をモチーフにしたアバターの髪型・表情変更が可能となる。ショートカットアプリに「モデルを使用」アクションを追加し、Apple IntelligenceモデルやChatGPTの直接活用に対応した。
カメラアプリでは「写真」と「ビデオ」撮影モードへのアクセスを改善し、iPhone 15以降ではレンズ汚れ時の通知機能を搭載する。AirPods 4およびAirPods Pro 2以降では、ステム操作による写真撮影・ビデオ収録を可能にした。
電話アプリには「着信スクリーニング」機能を導入し、不明番号からの着信時に発信者名と用件を着信音前に表示する。「保留アシスト」機能では担当者との通話待機中に順番を保持し、対応可能時に着信音で通知する。
メッセージアプリでは不明差出人メッセージのスクリーニング機能、投票機能、チャット背景のカスタマイズ機能を追加した。CarPlayでもLiquid Glassデザインを採用し、着信表示のコンパクト化、メッセージの「Tapback」機能、ダッシュボードへのウィジェット表示に対応する。
その他の主要機能として、ミュージックアプリでの歌詞翻訳・発音ガイド機能および「AutoMix」機能、ウォレットアプリでの搭乗券情報表示・注文追跡機能(β版)・Apple Pay分割払い対応を実装した。新たに「Apple Games」アプリでゲームライブラリ統合管理、「プレビュー」アプリでPDF表示・編集機能を提供する。
アクセシビリティ機能の強化、適応型電力制御機能(iPhone 15 Pro以降)、ヘルスケアアプリでの血圧記録機能なども搭載する。
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日本でも公開された「Apple Intelligence」 キモは“要約”にあり オンデバイスAIだからできることCopyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.
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