パナソニック サイクルテックは9月25日、自転車型の個人用電動モビリティ「MU」を発表した。シェアリングサービスで提供される電動キックボードなどと同様に特定小型原動機付自転車として扱われ、16歳以上であれば免許不要で運転できる。12月上旬に23万4000円で発売する。
ペダルの代わりに足置きがついている電動アシスト自転車のような見た目のモビリティで、最高速度は約20km。自転車歩道通行可の標識がある歩道などの走行を想定し、最高時速6kmの歩道モードに切り替えられる機能も搭載する。車輪の大きさは前後共に20インチ。バッテリーは同社製の電動アシスト自転車と共通の仕様を採用し、1回の充電で約40kmの走行が可能という。
カラーはパールホワイト、ライトグリーン、ベージュの3種類。ベージュのみ黒いパーツ部分の色合いが一部異なり、マットな質感になっている。盗難補償やバッテリー保証に加え、オプションとしてロードサービスや延長保証も提供する。
パナソニック サイクルテックは開発の背景について「都市部を中心に短距離移動のニーズが高まっており、開発を決定した。自転車部品を活用した扱いやすい設計により、自転車販売店での修理やメンテナンス対応を容易にすることで、自転車のようにより多くの人に利用してもらえる製品の実現を目指した」という。
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