NEXCO西日本(大阪市北区)は11月4日、高速道路のトンネル内における地上波ラジオの再送信設備について、一部を除き11月から順次休止すると発表した。利用者にはラジオ聴取アプリの活用を求めている。
NEXCO西日本は「近年ではインターネットを活用したラジオ視聴アプリの普及により、ラジオの楽しみ方が多様化している」と指摘、「このような状況を踏まえ、勝手ながら一部のトンネルを除き、ラジオ再放送設備の運用を休止することにした」と説明している。
地上波ラジオの再送信設備は、電波が届かないトンネル内を通行しているクルマがカーラジオでAM/FM放送を受信できるよう、付近のアンテナで受信した電波をトンネル内のケーブルを使って再送信する。
国土交通省の「道路トンネル非常用施設設置基準」では、トンネルの長さや交通量によって決まる「トンネル等級」で「AA」に分類されるトンネルは原則設置となっているものの、「A〜D」は必要に応じて設置あるいは設置しなくても良いことになっている。
雑誌「ラジオライフ」が隔月刊化 「今後も生き残っていくため」 今年創刊45周年
「釣魚島」表記で終了したNHK国際放送の多言語字幕 字幕生成は米Googleの翻訳API
NHK、ラジオ国際放送に“AI音声”による読み上げ導入、25年度から 中国語放送の不祥事受け
「おヒップ」「黒乳首」など一部表現が規約抵触 TBSラジオ「コサキン TikTok祭り」配信中断を謝罪
「ドラクエ1」リメイクを一気にクリアしたマンガ家が、前作“3”にガッカリして手を出していないファンに伝えたいことCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR