NHKは1月8日、ラジオ中国語ニュースの不祥事を受け、2025年度からAI音声による読み上げを導入すると明らかにした。10月下旬に試験運用を行ったところ、聴取者からの問い合わせなどはなかったという。
ラジオ中国語ニュースでは、25年度当初から本放送での運用を目指す。他の一部言語についても25年度中の導入を目指して検討を進める。
ラジオ中国語ニュースを巡っては、24年8月に中国籍のスタッフが、尖閣諸島を「中国の領土」などとするプロパガンダ放送を行っていた。その後NHKは、生放送だった番組を事前収録に切り替えるなどの対策を進めている。
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