情報通信研究機構(NICT)は11月12日、太陽面で大規模な爆発現象(太陽フレア)が複数回発生し、地球方面への高速コロナガスの噴出を確認したと発表した。同日夜間から影響が出るおそれがある。
11日午後7時4分に太陽面北西付近に位置する黒点群14274で、X5.1クラスの爆発を確認した。また9日にはX1.7、10日にもX1.2の太陽フレアが発生しており、地球方向への大規模なコロナガスの噴出が複数回あった。高エネルギーのプロトン粒子の増加も確認した。
放出されたコロナガスの一部は、すでに地球周辺に到来しており、今後1日から2日の間にさらなるコロナガスが地球に到来、通過すると予想される。この影響で地球付近の宇宙環境や電離圏、地磁気などが乱れる可能性がある。
NICTは、GPSを用いた高精度測位の誤差増大、短波通信の障害、人工衛星の運用への影響などのおそれがあるとして、注意を呼び掛けている。
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