α7 IVと比べると質量が約658gから約695gに少し増え、ほんの少し大きくなったが(この辺はマルチアングル式モニターの採用が大きいだろう)、バッテリーの持ちは撮影可能枚数が約580枚から約750枚(背面モニター使用時)と省電力化によってかなり向上した。
α7 IVは4年前のモデルなので大幅に基本性能が向上するのは当然と思えるかもしれない。しかし、それにプラスして新型の部分積層型イメージセンサーとAIプロセッサーを統合したBIONZ XR2を採用したことで、α7 Vは次世代のベースを手に入れたカメラといってよさそうだ。
今後はこれを基準として、他のαシリーズも順番に進化していくかと思う。そう思えば新しいスタンダードの誕生といっていい。
市場想定価格は、ボディ単体で42万円前後。発売は12月19日を予定している。
なお、発売は2026年春以降になるが、エントリー向けの小型軽量ズームレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS II」とのレンズキット(44万円前後)も用意される。このレンズは従来の「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」を高速連写に対応させたものとなる。
これが新世代の“ベーシック”フルサイズ ソニー「α7 V」発表 42万円
ソニー「α7IV」は次世代のスタンダードになり得るか? 進化したところ、足したいところ
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