2026年は1月17日〜18日に実施予定の大学入学共通テスト(旧センター試験)。これまでは問題が即座にSNSで共有され、ユニークなものが話題になることもあったが、今年の試験では同様の行為が禁止に。試験を実施する大学入試センターの担当者によれば、主に著作権上の問題を意識した対応という。
同センターは2025年12月5日、受験生向けの注意事項を公開。その中で「試験終了後であっても、大学入学共通テストの試験問題をSNSに投稿するなど、インターネット上に掲載することはしないでください」と呼び掛けた。同センターによれば、同様の注意喚起を明記するのは初めて。
担当者に事情を聞いたところ、試験問題の著作権は、現代文の小説など題材がある場合を除きセンターに帰属するため、SNSでシェアする行為は著作権侵害に当たる可能性があるという。さらに、トラブルなどで試験時間が変更になった受験生が、SNSで問題に関する情報を入手できてしまう可能性もあることから、改めて投稿の禁止を明記するに至ったとしている。
これまで実質的に黙認してきたものの、過去の投稿についても「認めていたわけではない」と担当者。SNSへの投稿を確認した場合、直ちに不正行為と見なしたり、試験結果を無効にしたりといった措置は取らないものの、同様の行為は控えてほしいとしている。
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