アスクルは2月13日、当日配送サービスを順次再開すると発表した。4日からは全物流拠点で新しい物流システムによる出荷作業を開始しており、アスクルは「品ぞろえを含む主要なECサービス機能については、システム障害発生前の水準まで復旧した」としている。
当日配送サービスは福岡県、山口県、佐賀県の一部地域を除いたエリアで再開。医薬品や医療機器関連用品は対象外となる。ただし、定期配送サービスやクーポン機能、電報や勤怠管理など商品販売以外のサービスはまだ停止している。
アスクルでは、25年10月19日にランサムウェア感染によるシステム障害が発生。一時は物流センターの入出荷業務が停止し、新たな受注を受け付けられない状況になった他、顧客情報が漏えいした可能性も明らかになった。業務は段階的に再開していったが、出荷期限が切れた商品の評価損や復旧費用が発生し、2026年5月期第2四半期連結決算に特別損失として52億1600万円を計上した。
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