この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「Amazon S3がファイルシステムとしてアクセス可能になる「Amazon S3 Files」、AWSが提供開始」(2026年4月9日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Amazon Web Services(AWS)は、Amazon S3バケットをファイルシステムとしてアクセス可能にするAmazon S3の新機能「Amazon S3 Files」の提供開始を発表しました。
Amazon S3は事実上無制限なデータ容量のスケーラビリティや高い耐久性、経済性などをそなえたオブジェクトストレージです。しかしLinuxやWindowsなどの一般的なOSで用いられるファイルシステムとしてアクセスできないことは課題でした。
Amazon S3 FilesによりAmazon S3がファイルシステムとしてアクセス可能になることで、Amazon S3の利便性は大きく高まると言えます。
Amazon S3 Filesは、AWSが提供するNFS(Network File System)であるAmazon EFSをベースに、ファイルシステム経由での操作をAmazon S3のリクエストに変換することで実現されています。
これによりAmazon S3のデータはそのまま、ファイルシステム経由でアクセス可能になります。また数千のNFSクライアントからAmazon S3 Fielsをマウントし共有ファイルシステムとして利用することも可能です。
Amazon S3 Filesのアクセス速度は、低レイテンシを実現するためにアクティブに使用されているデータのキャッシュを積極的に活用するなどにより、リードのスループットは最大で1秒当たり数テラバイト、レイテンシはミリ秒単位となっています。
データ書き込み時には、データはまず高耐久性の高速ストレージに保存され、その後Amazon S3バケットに同期されることでバケットの一貫性を保つと説明されています。
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