この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「AWS App Runnerが4月30日で新規受付停止、メンテナンスモードへ。Amazon RDS Custom for Oracleは1年後に終了など、AWSが複数のサービス終了計画発表」(2026年4月14日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Amazon Web Services(AWS)は、AWS App Runnerを含む9種類のサービスの新規受付停止と、Amazon RDS Custom for Oracleを含む4種類のサービス終了計画を発表しました。
AWSは公式のドキュメント「AWS Lifecycle Changes」で、新規受付の停止やサービス終了などの対象となるサービスについての情報を公開しています。
終了に向けたサービスのステータスは、次の3つの段階に分かれています。
既存のユーザーはサービスを継続して利用できますが、新規ユーザーの受付が停止されます。AWSによるサポートは継続されますが、機能強化や機能追加は行われなくなります。
他のサービスへの移行を計画するべき段階です。サポート終了日が発表されます。
サービスの機能が完全に停止し、サポートも終了します。
今回、AWS App Runnerはステータスが「Maintenance」へと移行することが発表され、今月末(2026年4月30日)以後は新規受付が停止されます。機能追加なども行われなくなります。
AWS App Runnerはマネージドなコンテナサービスで、Webアプリケーションを簡単にデプロイして自動的にスケールしてくれる便利なサービスです。
AWSはAWS App Runnerの移行先として、同じくマネージドなコンテナサービスであり2025年12月に提供が開始されたAmazon ECS Express Modeを推奨しています(下記の記事ではAWS App Runnerとの違いも紹介しています)。
参考:AWS、コンテナアプリケーションのインフラ周りを自動設定してくれる「Amazon ECS Express Mode」提供開始
Amazon RDS Custom for Oracleはステータスが「Sunset」となり、2027年3月31日にサービス終了することが発表されました。これ以後は利用できなくなります。
Amazon RDS Custom for OracleはAmazon RDSのマネージドサービスでありながら、データベースやOSのパッチ適用、バックアップなどを含むメンテナンスやカスタマイズをユーザーが行えるというものです。
参考:AWS、新たな責任共有モデルの「Amazon RDS Custom for Oracle」リリース。マネージドサービスでありつつホストへSSH、データベースやOSのカスタマイズが可能
今回、Amazon RDS Custom for Oracleは AWSのドキュメント「RDS Custom for Oracle end of support」で、移行先についての選択肢が紹介されています。
その他、今回ステータスが「Maintenance」や「Sunset」になることが発表されたのは以下のサービスです。
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