米Uberは4月29日(現地時間)、ニューヨークで開催の年次イベント「GO-GET 2026」で、米Expediaとの提携によるホテル予約機能など、多数の取り組みを発表した。
Expediaとの提携は、2017年にExpediaのCEO在任中に請われてUberのCEOに就任した現CEOのダラ・コスロシャヒ氏にとって、古巣との協業になる。同社は「1つのアプリですべてを」というテーマを掲げ、ユーザーの移動や買い物をよりシンプルにする方針を示している。
本稿では、発表された新機能のうち、現在すでに提供が開始されているものや、年内に利用可能になる予定の機能に絞って紹介する。
「Hotels on Uber」は、Expediaとの提携により、いつものUberアプリ内から直接ホテルを予約できる機能。まずは米国のユーザー向けに提供が開始され、最終的には世界中の70万以上の宿泊施設へと対象が拡大される予定だ。「Uber One」メンバー向け特典として、1万件の対象ホテルでの20%割引や、すべての予約に対する10%分のUber Oneクレジット還元などの特典が用意されている。
「Travel Mode」は、ユーザーが新しい都市を訪れた際、パーソナルコンシェルジュのように現在地に合わせた情報を提供する機能。Uberプラットフォーム上の新たな体験として導入済みだ。空港に到着するとゲートからピックアップ場所までの経路が案内されるほか、滞在先のホテルに現地の食事や日用品を「ルームサービス」のように届ける機能が利用可能になっている。
「Uber One International」は、今夏の旅行シーズンに合わせ、Uber Oneのメンバー特典が海外の渡航先でも適用されるようになるというものだ。海外での乗車時にもUber Oneクレジットを獲得でき、国内での利用時にそのクレジットを使用できるほか、海外でも配達手数料無料などの既存の特典を引き続き享受できる。
AIを活用した買い物サポート機能がUberおよびUber Eatsアプリで利用できる。手書きやスマートフォン内のテキスト、料理の写真などをアプリにアップロードすると、AIが必要な食材を推測し、自動で買い物カートを作成するというものだ。
「Eats for the Way」は、Uber BlackやUber Black SUVを予約する際、周辺のスポットからコーヒーや紅茶、スナックなどをアプリ上で追加注文できる機能。乗車するタイミングに合わせて車内に注文した商品が用意される仕組みで、間もなく一部の都市のユーザーを対象に提供が開始される予定だ。
「Shop for Me」は、Uber Eatsに加盟していない店舗であっても、欲しい商品の説明を入力したり写真をアップロードしたりすることで、配達員が代わりに店舗へ足を運び、買い物を代行する機能。予算や代替品について、配達員とアプリ内でやり取りをしてから購入を決めることができる。今年後半に提供される予定だ。
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