小寺信良のIT大作戦
「イルカいないの?」って言ったヤツちょっと来い 蘇るトラウマ、「Copilot Keyboard」正式リリース(1/5 ページ)
本稿ではAIと日本語入力に関して、その進化点と考えられるツールを取り上げてきた。その流れでマイクロソフトが新たに開発する日本語入力ツールとして、今年1月にはβ版の「Copilot Keyboard」をご紹介した。
言葉の意味をWikipediaから引いてくる機能や、常にネットの新語を学習して提供するというアプローチは、次々と新語が生まれるネット社会の中でコミュニケーションを行っていくには便利である。
このCopilot Keyboardが、約半年間のβ期間を経て、4月23日に正式版としてリリースされた。マイクロソフト公式Windows Blogによれば、「Microsoft AIチームが、日本語入力の特性を深く理解した上で、CopilotのAI技術を生かして作り上げたプロダクト」だという。
β版からの主な変更点として、以下が挙げられている。
- ユーザー辞書機能やカスタマイズの充実
- かな入力の対応
- 再変換の対応
- 毎月の辞書データ更新
- 安定性の大幅向上
その他、細かい点で使い勝手が向上し、従来のIMEとほぼ同じ使い勝手となった。例えば以前は日本語と英語モードの切り替えは「半角・全角キー」「Alt+CapsLock」しかなかったが、正式版では「Ctrl+Space」もショートカット設定ができる。この組み合わせが癖になっている者にはありがたい。
また以前から外観設定のテーマ選択とともに、キャラクターを表示することが可能だった。以前は4種類のオリジナルキャラクターだったが、今回はかつて「MS Office」に搭載されていたイルカの「カイル」が加えられた。そもそも日本語変換にキャラクターとかいるか? という話に加えて、なんでよりによってアイツなんだよという意見もあるとは思うが、公式ブログによれば、「以前から多くの皆さんに『カイルを出してほしい』とご要望をいただいていました」という。
はい、みんな目つぶってー。
先生怒らないからこれリクエストしたヤツ手を挙げろー。
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小寺信良のIT大作戦
ベテランのテクノロジーライターである小寺信良さんがIT分野全般にわたって考察する。
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