SSD/HDD版MacBook AirでVistaをねじ伏せた:MacBook Air Trilogy III(1/2 ページ)
MacBook AirをMac OS X Leopard、Windows XPで動かしてきたが、3部作の完結編では、Windows Vistaを導入してテストを実施した。
MacBook AirにWindows Vista Ultimate(SP1)を導入
MacBook Airのパフォーマンスをチェックする「MacBook Air Trilogy」。第1回のMac OS X(「やっぱり気になるMacBook AirのSSD/HDDモデルをチェックした」)、第2回のWindows XP(「MacBook AirのSSD/HDD版でWindows XPを走らせた」)に続き、Windows Vistaを導入してベンチマークテストを行った。ちなみに、さきごろ開催されたWWDCで登場したばかりの新型MacBook Airは、CPUを高速化しながら価格が大幅に引き下げられており(詳細はこちらのMacBook AirにWindows 7 RCを入れてみたを参照)、買い得感が非常に高まっている。
今回インストールしたOSは32ビット版のWindows Vista Ultimate(SP1)で、Windows用のドライバはMacBook Airのパッケージに付属する「Mac OS X Install DVD」から導入した。なお、Boot Campのバージョンは2.1で、Buildは1256だった。
それでは、SSD搭載の上位モデル(MB940J/A)を中心に、システムプロパティやデバイスマネージャ画面などをチェックしていこう。
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旧MacBook Airは、SSD搭載の上位モデル(MB940J/A)と、HDD搭載の下位モデル(MB543J/A)でラインアップは構成されていた。具体的な違いはCPU(1.86GHz Core 2 Duoか1.6GHz Core 2 Duo)とストレージ(128GバイトSSDか120GバイトHDD)で、メモリはオンボードの2Gバイト(DDR3)で固定だが、ストレージは腕に自信があるユーザーならば換装自体は可能だ(もちろん、メーカーの保証対象外の行為となる)。ただ、ドライブのサイズは1.8インチで、コネクタがLIFのため選択肢はかなり限られる。
次のページでは、SSDモデルとHDDモデルそれぞれの各種ベンチマークテストの結果を見ていこう。
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