レビュー

富士通のCULVノートPC「FMV-BIBLO LOOX C/E50」を丸裸にした分解して、見た!!(2/2 ページ)

11.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載した富士通のCULV版CPU搭載ノートPC「LOOX C」の下位モデルを分解し、中身をチェックしてみた。

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特殊なギミックもなくシンプルな構成のマザーボード

 マザーボードは冷却ファンを避けるようにくりぬいた形状のコの字型で、同じくコの字型のヒートシンクがCULV版Celeron SU2300(1.2GHz)とIntel GS45 Expressチップセットに装着されている。CPUやチップセットの熱は、ヒートシンクを経由して冷却ファンの排気口から排出される。

 2基のメモリスロットをはじめ、CPUやチップセット、ハーフサイズのMini PCI Expressスロット(IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANカードが装着済み)といった主要パーツは底面側に用意されている。なお、底面にMini PCI ExpressCardのスロットもあるが、基板パターンのみでスロットは実装されていない。

 メーカーの保証対象外だが、HDDや2基のメモリスロットに底面から簡単にアクセスできるのは好ましい。内部の作りも低価格ノートPCらしくシンプルで、素直な構成だった。

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※記事初出時、HDDへのアクセス方法に誤りがありました。おわびして訂正させていただきます。
マザーボードの表面(写真=左)。冷却ファンの部分がくりぬかれている。主要パーツは底面側にまとまっている(写真=右)。Mini PCI ExpressCardのスロットは基板パターンのみだ

薄型の冷却ファンと2GバイトのDDR2メモリモジュール

CPUとチップセットに装着されるヒートシンク

右側面に用意されるインタフェースは別基板での供給となる
FMV-BIBLO LOOX C/E50を構成するパーツ
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