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防水ボディに5インチIPS液晶を搭載したXi&NOTTV対応Android――「Optimus Vu L-06D」NEXTシリーズ

LGエレクトロニクスの「Optimus Vu L-06D」は、MWC2012で発表された「Optimus Vu」のNTTドコモ版。5インチIPS液晶を搭載したボディは防水仕様となり、Xi、おサイフ、ワンセグ、赤外線に加えてNOTTVもサポートした。

 NTTドコモは5月16日、LGエレクトロニクス製のAndroidスマートフォン「Optimus Vu L-06D」(オプティマス ビュー)を発表した。2月のMobile World Congress 2012で発表されたOptimus Vuの日本向けモデルで、ドコモのサービスに多数対応している。発売は7月~8月の予定。


「Optimus Vu L-06D」

付属のスタイラスペン

 最大の特徴は、約5インチのXGA(768×1024ピクセル)表示IPS液晶を搭載し、専用のスタイラスペンが付属する点。同じ韓国メーカーのSamsung電子が開発した「GALAXY Note SC-05D」と似た製品コンセプトだが、L-06Dはより“コンテンツビュワー”としての使い方に重きを置いている点が異なる。

 そのため、ディスプレイのアスペクト比は黄金比である4:3を採用。オフィス文書のほとんどはA4やA3といった4:3の比率で作成されているほか、写真や電子書籍、ネット上の映像コンテンツの多くが4:3で構成されているため、縦横を問わず全画面表示で快適に表示できるという。また「ドコモドライブネット」と組み合わせれば、本格的なカーナビゲーションシステムとしても利用できる。

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 端末上部には、画面のスクリーンショットを撮るための「ワンタッチメモボタン」を用意。スクリーンショットに付属のスタイラスペンや指先で手書きメモを加え、メールやSNS、各種クラウドサービスで共有することもできる。手書き対応のメモアプリ「Notebook」がプリセットされているほか、MetaMoJiの「7notes with mazec」も用意されており、手書きによる快適な日本語入力も行える。

 XiとNOTTVに加え、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、そして防水ボディと、日本市場で求められる機能やサービスに対応。また、OSにはAndroid 4.0を採用した。CPUは1.5GHzのデュアルコアプロセッサ、バッテリーは2000mAhと大容量のものを備えた。アウトカメラは有効約800万画素CMOS、インカメラには有効約130万画素CMOSが使われている。

 ボディカラーはBlackの1色のみだが、バリエーションとして荒木飛呂彦氏の「ジョジョの奇妙な冒険」とコラボレーションした「L-06D JOJO」(カラーはJOJO White)がラインアップされているゥッ!

「Optimus Vu L-06D」の主な仕様
機種名 Optimus Vu L-06D
OS Android 4.0
CPU APQ8060(1.5GHzデュアルコア)
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約90×140×9.4ミリ
重さ 未定
連続通話時間 3G:約340分、GSM:約240分
連続待受時間 3G:約300時間、LTE:約240時間、GSM:約240時間
バッテリー容量 2000mAh
メインカメラ 有効約800万画素CMOS
インカメラ 有効約130万画素CMOS
メモリ ROM:32Gバイト、RAM:1Gバイト
外部メモリ
ディスプレイ 約5インチXGA(768×1024ピクセル)IPS液晶
ボディカラー Black
主なサービス・機能 NOTTV、Xi、FOMA HIGH SPEED(下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps)、おサイフケータイ、赤外線通信、Bluetooth(Ver 3.0+HS)、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)、テザリング、GSM、エリアメール、スマートフォンあんしん遠隔サポート、docomo Palette UI、dマーケット、DLNA、Micro SIM、ほか
発売日 7月~8月発売予定
※初出時にディスプレイの解像度とCPUコア数が誤っていました。お詫びして訂正いたします(8/2 10:11)

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