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圧倒的な存在感――写真で見る「17インチMacBook Pro」:まずは光沢モデルから(2/2 ページ)
ユニボディデザインを採用した17インチMacBook Proの販売が開始された。早速実機を入手したので、新旧筐体で比較しながらファーストインプレッションをお届けしよう。
賛否両論の光沢パネルをチェックする
さて、従来のMacBook Proユーザーが、ユニボディ世代の新モデルを見てまず気になるのは、黒縁デザインのクリアワイドスクリーンディスプレイだろう。アーキテクチャの変更は、「○倍高速!」と改良が前提になっているが、光沢/非光沢の違いは人によっては改悪となりうる。17インチモデルではBTOで非光沢パネルを選択できる(+5670円)ため、グラフィックス関係の仕事でMacBook Proを使用している人もとりあえずは安心だが、今回はコントラスト比700:1、色域拡大をうたう新パネルだけに、標準モデルの品質で満足できるのならわざわざBTOで追加投資する必要もない。さっそくチェックしていこう。
ただし、今回は非光沢モデルが間に合わなかったため、2006年10月発表モデルを比較に使用している。この旧モデルは、LEDバックライト液晶を採用していない最後の型で、解像度も1680×1050ドットと一回り狭いので、参考程度に見てほしい
右が新型、左が旧型。解像度が違うのでフルHD表示の新型のほうが当然階調性は高いが、コントラストも高く色がしっかりと出ている(写真=左)。右が新型、左が旧型。標準の壁紙から2つのパターンを比べてみたが、彩度違いが一目瞭然(りょうぜん)だ。もっとも、これは光沢パネルの恩恵もあるので、新型の非光沢パネルの品質はアップルストアなどで確かめてほしい(写真=左/右)。なお、新型モデルの液晶は、標準プロファイルの表示では、色温度が高く青が強い印象があった
以上、ユニボディデザインに生まれ変わった新しい17インチMacBook Proを駆け足で紹介してきた。ノート型Macの最高峰だけに、価格も31万8800円となかなか手を出しづらいモデルではあるが、写真を眺めていたずらに物欲を刺激していただければ幸いだ。なお、ベンチマークテストによる性能評価などは追って実施する。
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